ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

思いの輪郭

銀の文字 書けば書くほど 曇ってく しまっておきなよ 金のきらきら

 

「沈黙は金、雄弁は銀」って言葉、思い出した。

 

言わなければ、だれもその言葉を見ない。

だから、なにも起きない。

すごい平和。

 

でも、そしたら言葉はなんのためにあるの?って思った。

自分が言葉を覚えたのは、それを使うためだから。

 

自分の思ったことは、自分の頭の中で言葉になる。

ならないでぐちゃぐちゃのままの思いもあるけど。

言葉になった思いは、自分の影みたい。

それも自分なんだけど、でもはっきりした姿には見えなくて、ただ黒っぽい一色だけの自分のかたち。

 

どんな顔してるとか、どんな服着てるとか、細かいことまで影はわからない。

わかるのは、そこに自分がいる、ってことだけ。

 

時間によって、影はのびたり、縮んだり。

 

ほんとの自分より影のほうが大きかったり、すごく小さかったり。

 

自分の思いを言葉にする、って、そういう影みたい、って思った。

影だけ見た人は、私をすごい大きい図体って思うかもしれないし、すっごい小さいやつ、って思うかもしれないし。

影だけ見て、すっごいブスって想像するかもしれないし、女なの?男なの?ってわかんないかもしれないし。

 

明るいところに立つと影ができる。

外に吐きだす思いは言葉になる。

 

曖昧だけど、そこにある、って証し。

なんかここにあるよ、っていう輪郭。

 

金の沈黙、銀の雄弁、自分の言葉の使い方、いろいろ考える。

私はアルミの日記を書こうって思った。

 

 

言及されましたって通知でこの記事見つけたけど、短歌の言及はすごい嬉しかった(^_^)

 

お引っ越ししようと思ったけれど、しばらく併用で。

  ///   クルったウタ日記