ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

生活密着型店とみんなの暮らし

なにをいま でない答えを 考えて かなしい気持ちを 打ち消すのかな

 

さいきん、自分の中で消えないモヤモヤがある。

これで気分が落ち込んじゃうから、なにも考えないふりするけど、考えなくても気分は落ち込むから困るよねー。

 

 

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あれからまだだれも応募がなくて、バイト先は人手不足のまま。


私のシフトが穴埋め的に変則的になっちゃってるんだけど。
店長はシフト組む時、その人の生活の流れってぜんぜん考えてくれないんだよねー。


これは前のお店の時もおなじだったけど。
なんで、働いてる人にも「フツーの生活」があるって想像しないんだろー。
シフトに入る時間的には合計で法律違反はしてないとしても。
細切れに入れられると、家との往復の時間とか入れると、「いつゴハン食べていつ寝るの?」っていう組み方、ヘーキでする。


お店と従業員の家とどこでもドアで繋がってると思ってるよーな感覚。
私の入れられ方も、睡眠時間としてまとまってとれる時間帯の空きがないからねー。
夕勤に一時間ぐらいの出があったり、夜勤にはいってなくても夜勤帯にヘルプとしてちょっとの時間入れられてたり。


細切れでしか寝てないから、もう起きててもぜんぜん頭がすっきりしてる時間帯がなくなった。
でも眠いのにすぐ寝れない時もあって、すぐ寝ないと寝る時間がない時はぜんぜん寝れないことになる。
起きててなにかしたいこといろいろあるのに、頭の奥の部分にものすごい眠気があって集中力がもてないの。


部屋を片付けたり本読む気力がないと、だらだらネットしちゃう。
それがいちばんカラダと脳みそにラクだから。


この前は意地でコナンの映画見に行った。
その日逃すとゴールデンウィークに入っちゃうし、スプリさんのバイトもあるからふたりの都合が合う時間がほかになくて。


でもやっぱり映画見ながら、途中で寝てたよねー(;_;)


家では私の分担の家事もあるし。
ひとり暮らしだったらさぼれるだけさぼるけど、家族がいるとそれできないからつらい。


眠気がずっとあると食欲がなくなるねー。
胃袋のリズムも崩れるから、空腹っていうのを感じなくなる。
今日なにも食べてないじゃーん、って気づいて食べると、ちょっとしか食べてないうちに入らなくなる。

 

お店の人手不足がぜんぜん解消される気配がないんだけど、ってことはこのままずっとこのままなのかなー。
人が来ないんじゃ、人手が増えないよね。


いろんなとこの非正規が正社員化するニュース聞いて。
フランチャイズは、こーいう流れに乗れない形態なんだなー、って思う。


給料明細は本部から発行されて本部の名前で振り込みされるけど、源泉徴収票は各店舗のオーナーの会社名だからね。
直接雇用してるのは各店舗のオーナーだからね。


だから店舗によって時給とか雇用条件違うし。
でも店長格以外の正社員雇用制度はないみたいだし。


この系列全体でどんなに業績が良くなったとしても、末端の店舗は従業員ぜんいんを正社員雇用出来るほど売り上げなくて。
同系列の店が自転車で移動可能圏内にいくつもできるから、末端の店舗は同系列どーしでお客の取り合い。


店舗から上がってくる売上の総額として上の会社は利益をたくさんだしてても、各店舗は売上があがらなくて人手不足でブラック化する一方のとこもある。


上の会社の社員たちの賃金アップのニュースを聞くと、おなじ商品を売りましょーって頑張ってるおなじ仲間、って思えないよねー。
どこの星の会社ですか、って、どこかのパラレルの話みたいな感じ。


でもブランドに対する責任は末端もおなじだけ重たいもの背負わされるんだけどね。

 

4月に入ってから、お客さんから、いろんな値上がりの愚痴をこぼされることが増えた。
増税分だけじゃない値上げもあるからねー。
(うちのお店の話だけじゃなくて)


毎日買うものがどれも少しずつ上がって、だから合計でけっこう出費が増えて。
「でも賃金そのままなんだよな」
って愚痴の最後につけ加えるお客さん、多い。


「ですねー」
って一緒になって、レジで見つめあって笑う。
笑いながらこぼしあう愚痴は、でもそれぞれの生活にそんなに軽い話でもないしね。


価格据え置き商品は、容量が減ってたりね。
苦肉の策なんだと思うけど。
でも、お弁当とか、これひとつで足りてたものがちょっぴり食べ足りなくなるよねー、って感じる商品もある。


食べる分を減らすか、ほかにもうひとつなにか買って結局出費が増えるか。


うちみたいなお店は安売りしてないから、こういうとこで買うこと自体が贅沢だっていう意見もいろいろ見た。
でも、「贅沢」な選択肢で利用してる人ばかりじゃないからねー。

(安売り店ほどじゃないけど、うちみたいなお店もいろんな割引はあるよー)


出勤中、極力ムダな移動をしないために通勤路沿いの店を利用したり。
早朝の時間に出勤する人にはほかにお店なんてどこもやってなかったり。


家で作るほうがお金かかるひとり暮らしの人、自炊する時間がない人。
安売りしてるお店より高いお店に来る人たちは、時間を買ってる、っていうとこもある。


お金おろして、支払もして、切手やハガキを買ったり、宅配便出したり、ネットショッピングの商品受け取って、雑誌もほしくて、クジも欲しくて。
そーいういろんな用事が一か所で済ませれるお店だから、移動に時間かけれない人にとって、「出費をおさえる」っていう観点だけにしぼった選択の余裕はなかったりする。


さいきんはお年寄のお客さんがものすごい増えた。
お年寄の方も利用しやすい商品がいろいろ増えたから。
自転車や車の移動が難しくなった人たちにとって、自宅から歩いて行ける距離で生活必需品がそろうなら、その利便性をお金で買うよね。


町でいろんな人たちにとって、必要な店、になっていく。
どんどん。


ひとり暮らしの人の中には、お店の人と雑談かわすためだけに来店する人もいる。
「一日でここでしか人としゃべらないんだよ」
っていうおじさんとか。
レジで買い物した時、ずっと自分の話をはじめるおばーちゃんとか。
買った新聞をレジの前で広げて読んで、記事についていろいろレジの人に話してくるおじーちゃんとか。


商品を売る、っていう以外にも、そーいうおしゃべりのできる場所にもなってる。


さいきん、早朝の時間帯の人手不足がひどくて私もけっこう入るよーになった。
この時間帯はほとんどがこれから出勤する人。
夜勤から帰ってくる人もいるけど、その人は買い物するものでなんとなく見当がつく。


来店時の挨拶に、
「いらっしゃいませ、おはようございます」
っていうのがマニュアル化されてるけど。


私はレジにお客さんが来た時にも、そこでひとりひとりに「おはようございます」って挨拶してる。
ずっとそれ続けてたら、最初はなにも言わないで精算してた人も、みんな、
「おはよう」
って言ってくれるよーになった。


レジでお客さまと向き合う時に、
「おはよう」「おはようございます」
っていう挨拶からはじまる。
これがすごい気持ちいいんだよねー。


お店に入ってくるなり「おはよう」って言ってくださるお客さんがどんどん増えて。
「いらっしゃいませ」「ありがとーございました」
っていう接客の基本も大事だけど、
「おはようございます」「おはよう」
「いってらっしゃいませー」「今日も忙しいんだよねー」
っていう挨拶を交わして、お客さんを仕事に送り出すの。


4月に入って、早朝帯にお昼ゴハンを買っていく人がすごい増えた。
早朝帯だけすごい人が増えた。
「どこかに大きな集合住宅でも建ったっけー?」
「今年は転入が多いのかなー」
なんて従業員どーしで言ってたけど。


これ、たぶん、お昼を外食で済ませてた人が増税後、少しでも安くするためにお弁当に切り替えたのかなー、って思う。


地元のお客さんたちにとって、うちみたいなお店は、第二の自宅みたいなとこあるのかも。
自分ちを出て、それからお店に寄って、そこでお昼ゴハン買って、朝の挨拶や雑談交わして、昨日の愚痴とかもこぼして、それから「じゃあ行ってくるよ」「いってらっしゃいませー」って言葉交わして。


朝出勤した人が「仕事終わりー」って夕方や夜に寄ってくださることも多い。
「お帰りなさいー」ってそこでまた、一日の仕事の愚痴とか聞いたりして。
「明日の天気どーなんだろー」って聞かれて、
「明日は晴れみたいですよー。でも暑くなりそーですねー」って答えて。
それでまた話がいろいろ膨らんだりして。


年々、お客さんとの会話が増えるよねー。
こーいうとこは、都会型の店舗と違うよね。


各店舗で売ってるのは商品だけじゃない。
いろんな売れる商品を企画して、いろんなキャンペーンやって、いろんなサービスを生み出して。
そーやって上の本部が考えたことを、ただ末端の店舗は実行するだけじゃなくて。


ひとりひとりのお客さんとお店が繋がってる。
おなじ商品を売ってるお店が地元にいくつも出来れば、商品の魅力だけでお客さんを繋ぎとめれないから。


お店の外でお客さんと出会っても、
「※※ちゃーん」
って声かけられたりして。


仕事の時間じゃないから、ってムシはできないし。
ほかの同系列のお店に買い物に行くと、そこに納品してるドライバーさんが顔見知り、とかしょっちゅうだし。
「あれ、※※店の※※ちゃん。こんなとこに買い物に来るの?」
とか、そこでも雑談かわす。


違う地域に移ったドライバーさんだって、びっくりするよーな場所で出会ったりして。


どこにいてもうちのお店と繋がってる気がする。自分が、ね。


ただのバイトなのに、どこに行ってもこの系列のお店があって、そこに入ると同業者の目で店内をいろいろ見たりして。


ものすごい生活に密着するお店だよねー。
自分の生活にも、お客さんの生活にも。


「賃金はそのままなんだよなー」
って、レジのカウンター越しに目をあわせて、苦笑しながらぼやいて。


そのカウンターの向こうのお客さんの生活が少し見えた気がして。
お客さんからも、こっちのタイヘンさを理解されたりして。


従業員の生活をぜんぜんわかってないのは、お店の上の人たちだよねー、って思う。
でもお客さんと一緒に笑って生活の愚痴を言えるっていうのは、底辺で暮らす人にとって、幸せな仕事なのかもねー。

 

 

 

 

 

 


Katrina & The Waves - Walking On Sunshine - YouTube

 

 『摩天楼はバラ色に』っていう映画で流れた曲。

ずっと、なんて曲なのかなー、って気になってたから、Youtubeで見つけれて嬉しかった(^_^)