妄想と邪推と虚偽
アクセルを 踏んで加速し バイパスを 走る走るよ グチのかわりに
「今年はまだ風強くないねー」
なんて話してた次の日に春一番。
うちのほーは田舎だから、畑の土がすっごい高さまで舞い上がって、それが真横に飛んでくる。
車の窓開けて走ってたりすると、その土の吹雪に襲われて一瞬で車内がざらざらになるからねー。
杉は葉っぱの先が真っ黄色だし、冬から春にかわる今の時期って自然とのハードな戦い。
(;_;)
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毎日日記を更新しているブログをいろいろ見ると、書くことを見つけながら書くんじゃなくて、なんでもいーから書くっていうのもいーなー、って思う。
毎日やってるラジオ番組みたいな日記もいーよねー、って考えたことある。
その日話題になってることにちょっと触れて、あとは音楽とか本とか、その日気になるものを取り上げて、みたいな。
でも、それってツイッターでやれちゃってるね。
ブログも、思いついたことをぽんぽんとテーマ別に書いて、それが一日分、新聞の紙面みたいにまとめられる感じのがあればいーよねー。
「今日のニュース」とか「今日のグチ」とか「今日の発見」とか「今日気になったもの」とか「今日聞いた音楽」とか「今日読んだ本」とか「今日買ったもの」とか「明日やりたいこと」とか。
そんなテーマ別の枠があって、それを埋めていけば自分新聞ができるの。
テーマも自分で好きなよーに設定できて。
そんなサービス、あるのかな。
見たことないけど。
人のツイートをいろいろ集めたツイッターの新聞みたいなのはあるよね。
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これおもしろそー、って思ったもの。
21名のイラストレーター、漫画家、絵本作家、デザイナー、ミュージシャンらが妄想した“架空のバンド”によるイベントです。
各バンドのバイオグラフィー、ジャケットの壁面展示と、シルクスクリーンプリントによるTシャツ、トートバッグの展示販売(オーダー制)。お気に入りのバンドを見つけにいらしてください。
架空のバンドを妄想して、その架空のバンドTシャツをいろんなアーティストが考えて作って、ほんとにそのTシャツやトートバッグを販売する、っていう妄想のイベントなんだってー。
バンドを妄想する時、ちゃんと「どんな音楽性で、どんなCD出して、どんなCDジャケで」っていう具体的な妄想もしたりするんだってー。
ブログも妄想作家ブログとか作れそーだよね。
架空の作家の執筆日記とか。
小説自体は書かないんだけど「あの作品で言いたかったことは」とか、そんな妄想は書くの。
担当の人がどーだとか、締切間に合わなくてタイヘン、とか。
エイプリルフールとかにブロガーがいっせいに妄想ブログ書くとかっていうのも、おもしろそー。
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5週ごとに交替で連載やってる『私の読書日記』のほむほむの号だけ週刊文春を買ってるんだけど。
せっかく買うから、買った号はぜんぶ読んでる。
立ち読みとかで気になる特集だけ読む時は、こーいう雑誌っておもしろい、って思うけど。
ちゃんと買ってぜんぶホンキで読むと、買ってまで読みたい記事だったかなー、っていうつまらなさが残る。
『私の読書日記』自体、これは読んでておもしろいんだけど、でも2ページしかないから、これだけで雑誌代考えると、高いよね。
ちょこちょこ、いろんな人のコラムが載ってて、これも読むとおもしろいんだけど、この程度の軽い文章はネットで素人でもおもしろいことたくさん書いてるよね。
でも、お金だして損した、っていうことはなくて、お金だした雑誌でいろんなコラム読めたのは楽しい、って思う。
そーいう短いコラムよりも。
今回の号、ものすごいいちばんつまらなさを感じたのは、STAP細胞の一件の特集だった。
関係者の人格誹謗とゴシップばっかなんだもん。
こんなもの、お金出して読まされるなんてー、っていうぐらい、すごい意味のない記事に思った。
ネットのほーがまだ、この一件の問題点を、専門知識がある人たちがいろいろ書いてるの読めるよね。
女性の研究者が今までの経歴の中で「女」を使ったかどーか、なんて、それをただイヤらしく邪推しただけの文章がコピペの論文より立派な記事なの?
「女」を使ったか、っていう邪推は、女っていうものを貶めてるよね。
そーいう感覚の文章でお金をとる、なんていうメディアがすたれていくのは当然、って思う。
無料でもっと質のいい文章がネットでいくらでも読める時代なんだから。
ヴィヴィアン・ウエストウッド着たぐらいで騒がれる、なんて感覚が、「割烹着」っていうドラマ性をつくっちゃうんだろーねー。
こーいう女はこーいうもの、っていうものすごい狭い視野の思い込みで勝手な定義をつくって、そこからはずれた女が異端視されるのって、ほんと、バカバカしい。
割烹着と可愛い色の部屋が「ヤラセ」だったんなら、そーいう狭い視野で女を決めつけるよーな人たちに向けた釣り、だよね。
割烹着と可愛い色の部屋で「女子らしい」なんて騒ぐ感覚でいたら、えっちいなスパムメールにもすぐ釣られそーだよね。
そーいう偏見こそ、酢を頭からかけて初期化されちゃえばいーのに。
って思った。
どーでもいいことを「ものすごい問題」のよーに仕立てて騒いでも、それがだれに有益な情報になるの?って思う。
「STAP細胞はほんとにあるの?」
ってことよりも、その女性研究者が過去にどんな異性関係を送ってきたか、なんてこと、だれにとって重要事項なの?
これは有料の雑誌で書くほどのことじゃないからここで書きますが、みたいに、無料のブログでライターが自分の妄想書くのは自由だけど、これで読者からお金とろー、っていう感覚が「雑誌の衰退」っていう現象をつくってるひとつの理由だよねー。
って思った。
ゴシップだって、ネットにいくらでもごろごろある。
お金だしてまで知りたいゴシップなんて、紙媒体に今更あるの?って思うし。
そーいう意味でも、ほむほむってすごい、って思った。
好きな作家がたった2ページ程度のそんなに長くない文章を書いてるってだけで、雑誌代まるまる出してまでそれを読みたい、って思わせる魅力がある。
立ち読みで済ませれる文章量だけど、それを保存したいからっていう理由だけで、私は雑誌を買ってる。
お金をだす価値がある文章と、だす価値もない文章が混在する一冊。
その「だす価値もない」文章のほーが多かったとしても、たったひとつ、「だす価値がある」っていう文章が載ってるだけで、その雑誌にお金を払う人がいる。
オマケのよーに載ってる短い読み物やコラムのほーが、主体の記事より価値が高い、っておもしろいよね。
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作曲家の話とか、「騙した」っていう騒がれ方する話題が続いてるけど。
その実害はどんなものですか?
って考えると、騒ぎすぎ、とか、叩きすぎ、とか、そんなふーに感じる部分もある。
すべての事実もあきらかになっていない時点で、なにが正しくてなにが間違っている、みたいなジャッジは意味ないと思うし、推測の域を出ていない「見解」に同調するのだって、けっきょく、その真偽も確かめてない話を信じる、っていうこと自体が「騙す・騙された」問題と変わらないことしてるよね。
「騙された」話でこわいなー、って私が思ったのは、作曲家の話でも細胞の話でもなくて。
この前のベビーシッター事件。
この人にはもー預けたくないっていうベビーシッターが、偽名を使ってまた接触してきた、っていう「騙し」は、それが人殺しに繋がったんだから、ほんとにこわいって思った。
違う人が作曲した曲を信じて聞いちゃっても人は死なないし、ありもしない細胞の発見に驚喜しちゃっても人は死なないけど、虐待する人が別人のふりをしてきたことに騙されちゃったら命を落とすことにもなる。
すごいこわいよ。
でもこの問題は、騙された側のリテラシーも批難されてる。
騙す側が悪い。
騙される側が悪い。
その批難の基準がわからないよね。
批難されてとーぜん、って決めつけて叩きまくったって、それがなんの利益を社会に生むのかなー、って思う。
それより、おなじことが起こってはいけない「騙し」に対しては、それを防ぐ仕組みを社会で考えてシェアしていくほーが、次の被害を作らずに済むよね。
個人バッシングで、問題の改善なんてみいだせないと思うのにな。
The Shanghai Restoration Project - New Tea feat ...
音楽と映像がすっごいステキな動画見つけたー。
「The Shanghai Restoration Project 」っていうバンド(?)と
http://edge.neocha.com/
このサイトのコラボみたい。
私は0:25~0:26ぐらいの女の子のイラストがいちばん好き。
YouTubeにはほかの曲もたくさんあるから、聞いてみてー。
ハズレがないから。(って思う私です)
https://twitter.com/luvluv_tw/statuses/445943087873798144
そんなことをずっとツイートしてたら、「The Shanghai Restoration Project 」の人からこのツイートふぁぼられたー!
ツイッターって、ほんと、すっごいよねー。
本人だよー、本人。
本人に自分の呟き、読まれちゃうんだから、すっごいすっごい。