ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

わからない

わからない 自分じゃない 胸の中 そこに誰かが 入ってけるの?

 

今、ジブリの新作やってるから、車に乗ってる時とかラジオで、ユーミンの「ひこうき雲」って曲を聞くようになった。

 

ちゃんと歌詞聞くと、「あの子」が死んだ歌みたい。

でもこれって、映画のために作られた曲じゃないから、ユーミンの曲の「あの子」って、映画の登場人物じゃないよね。

 

ちがう誰かが死んだ歌。

その「あの子」に実在のモデルがいるのか、わからないけど。

 

映画の中とは違う誰かの死の歌なんだ、って思ったら、悲しくなった。

この歌に、映画とは関係ない死があるから。

 

でも、この歌の、「ほかの人にはわからない」って部分の言葉が好き。

 

死んだ人は、もう自分で話せないから、「ほかの人にはわからない」ことを残してく。

 

塗り絵みたいなイメージだと思った。

その人の輪郭だけ見えるけど、輪郭の中はまっしろ。

 

そこを、いろんなほかの人が想像で塗りつぶす。

こんな人だったよね、って想像で塗り絵を完成させて、死んだ人の肖像画をつくる。

 

でもほんとうのことなんて、誰にもわからない。

死んだ人のほんとうの気持ちなんて、本人が言うんじゃなければ、ほかの人は想像するしかできない。

 

想像がほんとうとちがってても、もう死んだ人と答えあわせはできない。

 

「ほかの人にはわからない」って言葉って、とても正直だと思った。

 

生きてる人でも、自分じゃない人のことって、ほんとはわからない。

わかったつもりになるのは、理解してあげることじゃなくて、理解してない、ってことなんだと思った。

 

わからないことは、わからない、っていうのも、理解する、ってことなんだと思った。

 

わからないから考える。

考えてわかることもある。

人の気持ちを考える。

考えないと自分勝手になる。

 

でも、自分が考えたことが、ほんとの正解ってわけじゃない。

それは自分の想像だってことを忘れないのが、大事なんだと思った。

 

 

書いてるうちになに書いてるかわからなくなっちゃったけど(^_^)