まだなにもしてない人に渡す負のバトン
目にうつる 文字のなかには なにがある? 永遠にあなたは それをわからない
Kiss: International Deluxe Edition
- アーティスト: Carly Rae Jepsen
- 出版社/メーカー: Universal Import
- 発売日: 2012/09/18
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ゆうべから家にいるあいだ、ずっとこれヘビロテ。
この前、キーンって金属音が聞こえるって書いたら、ツイッターで、それ、モスキート音っていうのじゃない?って教えてもらった。
@luvlife_htn キーンという金属音、これはいわゆる「モスキート音」なのでは?
— 久保田正彦 (@masahikokubota) 2013, 12月 14
これかもー。
でも、聞こえる人にはすっごい迷惑。
これって、はじめから、この音聞こえる人たちを一律に排除、だよねー。
長居させたくないところには、警備員を巡回させるとか看板立てておくとか言葉で言えばいーのに、高周波で排除するって、害虫扱いなのー?
って思うし。
私が書いたのは、あるお店の中。
お店っていうのは、そこのお客になるつもりで行く人のほーが多いんだし、私もそのひとり。
それなのに、そーいうお客も無言でそこにいれなくさせる、って、なんかすごいギモン感じる。
それがほんとにモスキート音なら、私は二度とそのお店を利用しない。
なにもしてない人の脳を直撃するすっごい不快音だよ。
これ、設定した人、自分で聞こえるのかな。
そこに10分間いてみなよー。
ガマンできないぐらいに具合悪くなるからねー。
でも、長居してる人を追い出したいなら、最初から鳴らさなくてもいーから、最初からずっと聞こえてるっていうのは、モスキート音として使われてたわけじゃないのかもしれないけどね。
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新しいお店ではじめての年末年始を迎えるけど、募集した時は、お盆やお正月も出れる人優先した、っていうのに、シフトの希望表みたら、ところどころだれもいなくてタイヘンなことになってた。
特定の日は時給がアップされるけど、それでも、だれもはいる人がいない時間帯とかあるし。
どーしても埋まらないとこは、旧オーナーのお店から人手を借りることになったし。
昼間の主婦の人は、いちどシフト希望だして、シフト決定してから、やっぱりこの日ダメです、っていう人がいて。
最初は仕方ないから変更したけど、それがいつもになったから、シフトの確定後の変更は難しーからちゃんと考えて希望出して、って話した。
そしたら、
「そんなこと言っても、家族の都合だから、自分ではどーしよーもないんですから」
って言われた。
前のお店もそーだったけど、「外で働く」っていうのを「家事の合間のついで」みたいな感覚でいる主婦(中年の主婦が多いんだよねー)って、あくまでも主体は「じぶんち」だから、職場にも「じぶんちの都合」を持ち込む。
そのせいで、他の人が振り回されることには、意識がないの。
こーいうこと出来ちゃうおばさんって、だいたい、「独身」の人とか「若い人」とか、「ヒマなんだからそっちがどーにかして」って意識、ヘーキで外に出すし。
主婦が働きづらいお盆や年末年始は、その時間帯にかわりに学校が休みの学生や独身のフリーターが埋める。
その人たちが希望して埋めてるわけでもなくて、しょーがないから頼まれて、っていう場合も多い。
でも、自分の時間帯にほかの人が入ってくれてると、おばさんは、
「ありがとー。たすかるー」
っていう意識じゃなくて。
「あの人、独身でヒマなんだから、いくらでも入れるでしょ」
って、独身を見下した言い方する。
こんな小さな職場でも「既婚」と「独身」はヘンな対立の構図になっちゃう。
職場の中ではみんな対等に仕事の責任があるのに、職場に家庭の感覚を持ち込む人、独身は既婚者の穴埋めに自由に使えると思ってる人。
だから、反対に既婚の主婦って、「いざっていう時使えない」って思われちゃう。
今のお店には、昼間、30代の子供がいる既婚の主婦の人がいて、その人だけは、ほかのおばさん主婦と違う。
子供はまだ小学生で、子供の用事とかでシフトの希望にはばらつきはあるけど、仕事中に家庭の話をぜんぜんしない。
だから最初は、子持ちの主婦だってぜんぜんわかってなかった人もいたし。
職場だって、子供がいることをマイナスにとらえてるわけじゃないからねー。
急に子供が病気になったりすれば、そーいう時は当日でもお店でなんとか代わりの人見つけて、休ませるし。
そーいうことに、お店から文句がでるわけじゃないし。
でも、遅刻する時に、
「すみません。※分遅れます」
って連絡すればいーだけなのに、
「子供がー」
って、子供を理由にした言い訳しかしない主婦は多い。
こーいう言い訳してくると、
「あなたの家族のことなんて知らないよ」
って、ことになるから。
仕事のことで、いちいち家族を持ち出すから、その人の家庭のことになんでみんなが振り回されるの?って思われちゃう。
自分が仕事してるんだから、仕事でなにか変更をかける時とかは、自分都合、っていう話にすればいーと思うのに。
いちいち遅刻の理由を根掘り葉掘り聞くわけじゃないし、仕事でなにかあった時、その人の個人的なことまでつっこんで尋問するわけじゃないし。
面接とかで、子持ちを理由にされたり、なにか理不尽なことを理由に採用されなかった時って、その職場が労働法を守ってないブラック、っていうより、そこでその属性の人がすごい迷惑かけた前例があるのかもねー。
私の友だちもいろいろ面接受けて、そこで、
「前にあなたのよーな年の女の人雇ったら、※※なことがあって、だからできればほかの年の人雇いたいんだよねー」
とか、
「あなたの高校出身の人には、いちど懲りてるから」
とか、言われたことあるって。
「それはその人の起こした問題で、私はおなじ問題は起こしません」
って、友だちは言ったらしーけど、いちどその職場で抱かれた不信感って、そのあとの人に向けられるねー。
だから、自分がすごい無責任な仕事をすると、その後に、自分とおなじよーな人たちの道を断つ、ってことにもなるね。
連帯責任っていうのとは違って。
「子供のいる主婦」は、職場にとってハンデではないし、それをハンデにしちゃいけないって思う。
でも、そこに属するひとりでも、ものすごい無責任な前例を作っちゃうと、リスクを抱える余裕がない小さい職場ほど、前例のトラブルと同じ属性の人に間口を開かなくなっちゃう。
おばさんって使えないしー。
って思うことが多かった前のお店での私の体験は、そのまま今のお店に持ち込むべきじゃない、って自分にも思う。
ひとりひとりが起こしたトラブルを、つぎのまだ無実なだれかにバトンさせないために、どんな意識がそれぞれに必要かなー、って考えながら働いてるー。
自分もいろんなこと、まだ学ばないとダメダメだよねー。