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ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

木曜事件

あなた嫌い それが言えたら 気持ち晴れる そうじゃないから くすぶる私

 

木曜はほかにもいろいろあった。

 

オーナーと話してる時に、なんども携帯が鳴った。

オーナーが「出てもいーよ」って言ってくれたから出たけど、ブルータスからだった。

 

アンジェラさんと偶然会って、それでなりゆきで飲みに行くことになったんだって。

ふたりだとつらいから来てよ、って誘いだった。

「えー、ヤダ。ほかの人誘ってよ」

って即、断った。

アンジェラさんとなんて飲みたくない。

どんななりゆきで飲みに行けるのか、ブルータスが理解できない。

 

でも、すごいしつこいから、

「店長誘いなよ」

って言った。

目の前に店長いたから、

「ブルータスが飲みに行きたいって騒いでます」

って携帯渡した。


「オレは今日はムリ。こんど、おまえとミカサたち若いの飲みに連れてってやるから」

って、店長も断ってた。

えー、若いバイトたち、いつか、店長に飲みに連れてかれるのー?って焦ったけど。

 

それで携帯返されて、すごいしつこいから、オーナーの話終わったら行くから、って言って切った。

 

それでしょうがないからブルータスたちがいるっていうお店に行ったら、カトリーヌさんもいた。

来なければよかった、って一瞬で思った。

私が来れるかわからないから、カトリーヌさんも誘ったんだって。

次郎君誘いたかったけど、次郎君は夜勤だったからって。

 

アンジェラさんとカトリーヌさんと飲もうって思えるブルータスの感覚が、ほんとに私には理解できない。

座敷の席で、私はおばさんふたりと離れたとこに座った。

それで、アンジェラさんとカトリーヌさんとブルータスが結構盛り上がってたけど、私はただ笑ってるだけであまりしゃべらないでいた。

 

ダリさんのこと、三人にいろいろ言われだして、私はすごいブルータス恨んだけど、ダリさんの話されてる時に帰ると、くだらないこと思われるのが面倒。

だから、勝手な言わせておきながら私はカシスソーダ飲んでた。

 

そしたら、カトリーヌさんが酔ってきて、自分のカレシも呼んだ。

フツー来る?って思ったけど、カトリーヌさんのカレシってお店に来た時もすごい図々しいから、来た。

 

私はこのカレシって人、すごい嫌い。

お店に来ると、ほかの従業員にすごい威張る。

それにすごいなれなれしい。

 

私は、飲みの帰りに酔って来たカトリーヌさんのカレシに、

「ミ、カ、サ、ちゃーんっ♪♪♪」

って抱きつかれたことある。

カトリーヌさんに「助けて」って言ったけど、

「飲むとみさかいなんだよねー」

って呆れたみたいに笑ってるだけで、助けてもらえなかった。

 

その時から、カレシが来ると私はぜったいそばに寄らないよーにしてる。

でも、外ゴミ捨ててた時に来た時があって、

「ミカサちゃんの携帯教えて。オレ、カトリーヌと別れたいんだよ。相談乗ってくんない?」

って、腕触られながら言われたことある。

その時もゴミ捨ての途中でお店に入って、バックヤードに逃げた。

 

ほんとにすごいキモイ男。

 

カトリーヌさんに呼ばれてカレシが来て、それでアンジェラさんと三人でリセット君の悪口になった。

リセット君が使えないってアンジェラさんが言いだして、そしたらカトリーヌさんのカレシが、カトリーヌさんからいつもそれ聞かされてる、って同意してきた。

リセットみたいなバカはクビにさせろ、とか、いい大学行っても仕事もできないバカは就職もできない、とか、すごい威張っていろいろ言いまくった。

 

カトリーヌさんのカレシって、自分もちゃんと就職してないのに。

カトリーヌさんだって、正社員なんてバカバカしくてやってらんないからパートタイムの仕事しかやりたくない、って自分で言ってるのに。

 

だいたい、お店ではリセット君のほうがカトリーヌさんより仕事できる。

というか、カトリーヌさんは仕事できなさすぎ。

 

それなのに、そういう自覚もないから、若いバイトのことすごい叩く。

カレシもそれ信じて、一緒になっていい気になって、会ったこともないリセット君のことすごいバカにしまくってた。

 

「リセット君、仕事できますよ。リセット君、ぜったいミスしませんよ」

って私は、ミスばっかしてるカトリーヌさんにイヤミなこと、言い返した。

でも、そのイヤミも通じない。

 

そしたら、結構飲んでたブルータスが、

「オレ、ダメだ、だんだん頭にきた。オレ、黙ってらんなくなってきた」

って言いだした。

 

「部外者のおっさんがうちのリセットになにか言える立場かよ」

ってブルータスがキレだした。

「ダメ。オレ、帰る。このおっさんともう飲むのムリ。カトリーヌさんともムリだ。すげー幻滅した。一緒に働いてる仲間だろ。リセットはちょっと変わってるけど、やつは一生懸命働いてんじゃんか。オレ、仲間の悪口言うの、ダメだ。許せない」

って言って、立ち上がった。

ブルータスは、虫が怖くて泣いたりしなければ、怖いお客に対して結構強い態度で出れる性格だから。

ブルータスはからんできたヤンキーにも負けないし。

 

だから、ブルータスが静かにキレだしたから、今まですごい威張ってたカトリーヌさんのカレシも急にだまった。

それで、

「ミカサ、帰るぞ」

って私、見てきた。

「おまえもここにいるな。やめろ。これ以上、リセットをバカにさせるな」

って、私の腕ひっぱって、それでお店から出た。

(ちゃんと自分たちの分、レジで計算してもらって払ったけど)

 

お店出ても、ブルータスはすごい機嫌悪かった。

「もう帰る?」

って聞いたら、

「帰りたくない。こんなで帰れるかよ。まだ飲みたい」

って言って、勝手に歩いてた。

 

「ひとりで飲むの?」

って聞いたら、

「バーカ。ミカサも一緒だろ」

とか勝手に決めつけて、違うお店に飲みにつれていかれた。

 

でも、ほんとにすごい飲んで、すごい機嫌悪かったから、

「もうやめときなよ。お酒で荒れてるのってオヤジみたいだよ」

って言った。

 

「おまえは帰れよ。女なんだから」

って言い返してきたから、帰ろうと思ったけど、残してったらブルータス、なにするかわかんないと思った。

 

「おばさんに電話して、迎えにきてもらう?」

って聞いた。

ブルータスのお母さんとは顔見知りだから。

 

「なんで母ちゃんが出てくんだよ。おまえなー、オレら、もう子供じゃないんだよ?」

って、私にからんできた。

しょうがないから朝までやってるカラオケ屋に移動した。

 

それで適当に歌いだしたけど、私はすごい眠くて死にそうになったから、いつのまに寝てた。

閉店で店員に起こされたら、ブルータスも寝てた。

 

「今夜はごめんね」

って、寝て起きたブルータスは、すごい可愛い声で謝ってきた。

「家、帰れる?」

って聞いたら、

「帰れる。おまえはー?送れないけどごめんなー」

って言いながら、ブルータスは去ってった。

 

だから私も帰った。

それからちょっとだけ寝て、バイトに行った。

仕事中に起きたブルータスから携帯にメールが来てた。

 

「カラオケでオレとおまえ、どっちが先に寝たの?」

ってメールだった。

「私だと思う。私はブルータスも寝たの知らなかったから」

ってメール返したら、

「なんでおまえ、カラオケ行って寝るの?」

って文句が返ってきた。

 

自分だって寝たくせに。

 

 

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