ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

酔うとえっち

なんでかな お酒を飲むと えっちいな 気分になっちゃう 飲むのはキケン

 

火曜は夕勤なかったから、ベンダーの人と飲みにいった。

 

カクテル飲めるお店探してくれるって言ってたから、どこかの居酒屋だと思ったら、友達とは行ったことないオシャレな店だった。

 

ビルじゃなくて一軒だけのお店で、ぜんぶ木調の建物。

中に入ると薄暗くて、バラバラに向いたテーブル席があって、奥にカウンターがあった。

 

ひざ下ぐらいの長い黒いエプロンしたウェイターが来て、席に案内してくれた。

テーブルにはキャンドルが置いてあった。

 

「このお店、どこで調べたんですか」

って聞いたら、同じベンダーの人に教えてもらったんだって。

 

「ここ、食べ物がいいらしいよ」

って言われたから、メニュー見たら、フツーの居酒屋にはない、いろんな料理があった。

それで、最初は、フツーのモヒートじゃなくて、カンパリモヒートっていうのを頼んでくれた。

緑じゃなくて赤いの。

 

カンパリってのは苦いリキュールらしくて、この赤いモヒートもフツーのより苦かった。

でもおいしかった。

 

それから、オツマミとゴハンもの取ってくれた。

豚肉の竜田揚げみたいなのに、サルサソースみたいな赤くて辛いソースかけたのがすごくおいしかった。

ゴハンものは、韓国風のリゾットで、韓国海苔の風味がきいてておいしかった。

 

モヒートのほかにもいろいろバーテンの人にカクテル作ってもらって、いろんな味のを飲んだ。

カクテル、おいしい。

バーテンダーが作ってくれるカクテルって、居酒屋のとはぜんぜん違う。

 

「カクテルはアルコール結構きついから、飲み過ぎないようにね」

ってダリさんに言われたけど、何杯か飲んだ。

 

ダリさんって、ベンダーの人の仮名。

 中学の時から美術が好きで、ダリの絵が一番好きって言ったから、ダリ。

 

サルバドール・ダリって、チュッパチャプスのデザインもしてるんだって。

 

そのお店は11時閉店で、閉店までいた。

「まだ一緒にいたいな」

って言われたから、

「まだ帰らなくてヘーキですよ」

って言った。

 

そしたら、手を繋いできた。

「今夜は帰したくないな」

って言われた。

「ラブホ行くんですか?」

って聞いたら、

「行ってもいい?」

って聞かれた。

 

ダリさんは、うちのお店に来ると店員といろいろ喋る。

ぜんぜん喋らないベンダーの人もいるから、喋る人のほうが店員にはウケがいい。

 

ダリさんは深夜の納品で来るベンダーだけど、夜勤に入るおばさんの人たちには男のベンダーはすごい人気がある。

ひとり、すごい人気のベンダーがいる。

この人は30代の人で、来ると必ずお喋りしていくけど、カトリーヌさんとかアンジェラさんとかはこのベンダーをゴハンに誘ってる。

「ここのおばさんたちから、すげーゴハン誘われるんだけど」

って、私とか夜勤の男子にいつも苦笑して言ってる。

「行けばいいじゃん」

って笑って聞いてるけど、私はこの人、チャラいからあまり好きなタイプじゃない。

 

ダリさんは、よく喋るけど、人気あるベンダーより年上の37歳で、見た目もフツー。すごいおじさんっぽくはないけど、若いってわけでもない感じ。

背もそんなに高くなくて、ヒールの高いサンダル履くと私のほうが高くなる。

人気あるベンダーの人より地味で、チャラくはない人。

 

私は、別に好きでも嫌いでもない、って感じの人だった。

でも、カクテルで酔っちゃってたから、えっちしたい気分になってた。

 

私は、酔うとえっちしたくなる。

だから、ダリさんから誘われた時も、えっちしたい気分になって

「いーよ」

って言って、ダリさんとラブホに行った。

 

ダリさんに恋愛感情とかなかったけど、ラブホに行ったら、優しかったし、すごいえっちうまかったし、やっぱり私は年上が好き。

 

えっちして、そのまま寝ちゃって、私は朝勤だったから朝起きて焦った。

 

「仕事だから先帰るー」

って服着たら、ダリさんも起きてきて、

「送るよ」

って一緒に出てくれた。

それでタクシーで家まで送ってくれた。

 

そのあと、仕事行ったけど、まだすごい眠くて、帰ってからすぐ寝た。

起きてから、次郎君に悪いと思って、紹介してくれる友達のこと、メールして断った。