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ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

常連のおじさん vs おばさんパート

「おいタバコ」 「何番ですか」 「いつものだ」 あなたの「いつも」 他人は知らない

 

常連のお客のタバコはだいたい覚えてる。

だから、来店するとすぐにレジに出して待ってる。

毎回個数だけ違うお客さんは、レジに来る時、指で個数示してくる。

 

時々、常連じゃないのに、

「いつもの」

って言ってくるお客もいる。

こっちが聞いても、銘柄や何番かぜったい言ってくれないおじさんもいた。

しょうがないから、端っこからひとつずつ、

「これ?これですか?」

って、当たりが出るまで聞いてった。

それでやっと当たると、

「オレはいつもこれなんだよ。覚えとけよ」

って言われた。

 

常連のおばさん客は、タバコをカートンじゃなく1個か2個買っても、カートン買いの時についてくるライターを欲しがる。

「カートンにお付けしてるものなので」

ってちゃんとお断わりしてたら、名指しでクレームが入った。

いつも買ってるお客にライターもサービス出来ないなんて感謝の精神がない、って。

私だけじゃなく、お断わりした従業員たちはみんな名指しでクレーム入れられてた。

 

店長がめんどくさがって、

「あの人には黙ってライターあげて」

って言うようになった。

クレーム勝ち。

 

早朝に新聞買いにくるおじさんやオジーサンたちは、新聞だけだとぜったいレジに並ばない。

レジから離れてる新聞売り場から、レジに向かって取った新聞振って、

「お金、ここ置いとくよ」

って、新聞ラックに乗せて帰る。

他のお客の対応してるレジに、横から新聞代投げて、

「これね」

って帰る人も多い。

 

なんの新聞か見えてないし。

だから、常連が買う新聞も覚える。

レジ対応しながら、横から何人も新聞買っていくと、なにが売れたか、他のお客のレジ打ちながら覚えておかなくちゃいけない。

 

カトリーヌさんは常連の買い物をぜったい覚えないので、

「ミカサ、新聞がいくつか売れたみたい」

って、そこらへんに置かれた小銭を集めて持ってくるだけ。

 

私も来店を確認した常連さんのはどの新聞かわかるけど、わからない時は、納品された数から新聞ラックに残ってる数ひいて、ひとつひとつどの新聞がどれだけ売れたか確認して、あとからレジに打ち込む。

 

新聞の納品の数は日によって違うけど、それはレジにいた人がノートに記録して売り場に出すことになってる。

カトリーヌさんはよく、ノートに書くの忘れて売り場に出すから、それだと新聞の売り上げもわからなくなる。

店長から何度も怒られてるのに、ぜったいなおらない。

 

カトリーヌさんと組むと疲れるのは、カトリーヌさんがちゃんと仕事してるか、組んだ相手がいちいち確認しなくちゃいけないから。

 

女のお客さんは、食べ物買う時は賞味期限を見て買う人が多い。

売り場は新しく納品されたものは奥に入れるから、手前のほうが期限は短い。

だから、女のお客は奥から取ってくる人ばっか。

 

うちのおばさんのパートたちは、それをすごい怒る。

お惣菜とかサンドイッチとか期限の短いのを、奥から取り出して買うお客のことも嫌う。

奥から買う女のお客は、うちのおばさんたちにほんとに嫌われてる。

すっごいひどいあだ名つけられて、

「また来たよ」

って目配せされてる。

ただ、棚の奥から出すだけで、態度とかぜんぜん悪くもないし、いろいろ買ってくれるいいお客さんなのに。

 

でも、お客の立場になれば、少しでも日持ちしたほうがいいし、おなじお金出すなら、鮮度のいいもの買いたいのはフツーだと思う。

お店としては廃棄出したくないのもわかるけど、棚の奥から買うお客を怒るのは違う気がする。

 

夜中に買いにきた男のお客から、お弁当を温めなくていいって言われると、朝ゴハンかもしれないから、期限を見る。

朝のうちに期限切れちゃうものだと、

「これ、何時頃召し上がりますか。期限がこの時間までなんですけど大丈夫ですか」

って確認する。

起きて食べようとしたら期限が切れてたなんて悲しいと思うから。

 

でも、おばさんたちからは、それやっちゃダメって言われてる。

期限を確認するのはお客の自己責任なんだから、廃棄になりそうなお弁当が売れるの邪魔したらダメ、って。

 

そうかもしれないけど、私はやっぱ、仕事の帰りに夜中に朝ゴハン買っといて、そのゴハンが起きてから食べられなかったら、すごいショックだと思う。

わざわざ帰りに買っといた意味ないし。

男の人は帰ってすぐ食べるお弁当は、だいたいお店で温めていく。

あっためなくていい、っていうのは、朝食だと思う。

 

ほかのお店は知らないけど、うちのお店は、常連のお客はおばさんパートの人たちからはあまり良くは言われない。

おばさんたちに人気ある常連もいるけど、好かれてない常連のほうが断然多い。

どのお客もあだながつけられてるけど、あんまりいいあだ名じゃない。

 

おばさんたちは、お客の悪口をすっごい言う。

男の人の体臭のこととか、財布が貧乏くさいとか、女のお客は白髪染めしてないとか、買い物とぜんぜん関係ない悪口がすごい。

嫌いな女のお客が来ると、客層ボタンを50代以上押してやった、とか言ってる。

客層ボタンの意味、わかってないし。

嫌いなお客にはすっごい冷たい態度になったり、まだ店にいるのにコソコソ悪口言ったりしてる。

 

私はこの仕事するようになって、こういう店で常連になるのって危険だと思った。

常連ってお店にありがたがられるものだと思ってたけど、うちのお店のおばさんたち見てると、常連のお客たちが可哀相になる。

 

常連だからって威張るお客もいるけど、いつもたくさん買ってくれるいい常連も多い。

でも、自分たちがどんなあだ名で呼ばれてるか、それ知ったら二度と来ないと思う。

 

私もこのお店にお客で来てたら、ヘンなあだ名つけられてたと思う。

ここで働くようになってから、おばさんばっかレジにいるお店に買い物に行くのは怖くなったし。

 

常連で威張るイヤなお客と、常連をあだ名で悪口言うパートと、どっちもどっち。

でも、お客の悪口を言うお店って、言われてないお客にとってもイヤな店だと思う。