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ひきこもり女子いろいろえっち

20代ひきこもり系非正規女子のつまんないぼやき。とてもダメな人が書いてます。

ケンポー

人が人 殺さぬ理想 現実に 難しくとも 抱き続けたい

 

日曜も数回シフト入り。

 

夜勤に入った時、前のシフトの主婦パートの人たちが、今度の参院選の話してた。

 

「ミカサちゃんはちゃんと選挙行くの?どこ入れるの?」

って聞かれた。

うちは選挙に行かないとお母さんに死ぬほど怒られる。

でも、どこに入れるかそこらの他人に話しちゃダメって言われてる。

 

「行きますけど、まだ入れるとこは考え中です」

って答えといた。

 

そしたら、

「選挙なんてわかんないよねー。いつもどこに入れていいか迷うから、あたしは行かないこと多いわー」

ってマダム・ポンパドール(仮名)が笑った。

 

「ねーねー、共産党が前からいっつも言ってる憲法九条って、あれなんなの?なんかあれに反対とかいつも聞くけど、よくわかんないんだよねー。今度、また憲法変わるんでしょ」

って、もう一人の主婦パートのアンジェリーナさん(仮名・40代の人)が言った。

 

「ほんと。最近憲法九条ってよく聞くけど、何条とか言われてもわかんないよね」

って二人で、「うんうん」って頷きあってた。

 

その時、店長に夏休みの予定を早めに出せって言われて来てた次郎君(仮名・大学生)もそこにいて、

「えっっっ」

ってすごく驚いた声をマジで出してた。

 

「ミカサちゃんは憲法九条とか言われても、それなんだかわかるー?」

ってアンジェリーナさんにニヤニヤ聞かれた。

 

「え………戦争の……放棄………?」

っていきなりテストみたいなこと聞かれて、私(高卒)は焦って答えた。

 

「あー、そーなんだー。憲法ってよく変わるから、いちいち覚えてらんないんだよね」

ってアンジェリーナさんが言った。

 

「今の憲法にいつ変わったんだっけ?最近の憲法なんて今の子は学校で教わったばかりなんだろーけどね。生活に関係ないことまで覚えてらんないからね」

ってマダム・ポンパドールも言った。

 

次郎君が死ぬほど呆れて、私だけに聞こえる声で、

「あのオバハンたち、聖徳太子の時代に生まれたのかよ」

って、ボソっと言った。

 

その時、私と一緒のシフトに入るブルータス(仮名・大学中退)が出勤してきた。

 

「ブルータスは憲法九条って知ってるの?」

って主婦パート二人に聞かれてた。

 

「え?ケンポーキュージョー?ケンポーって何???」

ってすごくめんどくさそうに答えて、バックヤードに入ってった。

 

「…あいつ、どーやって大学入ったんだよ」

って、次郎君がまた死ぬほど呆れてた。

 

 

こんなもんだよね、憲法の認識って。

私も全文覚えてないし。

 

 

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